2012年2月27日月曜日

心が囚われる本

なんだかんだで投稿が1ヶ月も空いてしまいました。
自分に反省。。。
その間に凄い本や良いコスメとか美味しい調味料など
様々な出会いに満ちた日々。
少しバランスを崩しそうになりながらもなんとかもちこたえた。
これもYOGAとジョギングのおかげ。

そんな日々の中で千歳空港で出会った本。
「彼女がその名を知らない鳥たち」沼田まほかる 

心が全部持っていかれてしまった。
一週間はこの本が頭から離れず、ぐるぐるぐるぐる。
こんな本は久しぶり。
大人の恋愛ミステリーですが、ほぼミステリーな感じ。
最後の1行でミステリーから恋愛小説になってしまう。
帯に書かれた「それでも恋と呼びたかった」
この言葉が読んだ後どうしようもなく私を切なくさせる。

<ストーリー>
八年前に別れた黒崎を忘れられない十和子は、淋しさから15才年上の男・陣治と暮らし始める。下品で、貧相で、地位もお金もない陣治。彼を激しく嫌悪しながらも離れられない十和子。そんな二人の暮らしを刑事の訪問が脅かす。「黒崎が行方不明だ」と知らされた十和子は、陣治が黒崎を殺したのではないかと疑い始めるが・・・・衝撃の長編ミステリ。(裏表紙より)

2回目読むのをいつにしようか毎日少しドキドキしている。
1回目とは視点がガラリと変わるから。
ケーキの最後のひとくちを食べるような気分。
とっても怖いけど、面白い。やみつきです。